出前保育から学んだこと
私は、ゼミ活動で田上町の道の駅で行われた出前保育に参加しました。来てくださる親子に楽しんでもらうためには、どのようにしたら良いのかみんなで意見を出し合い、何度も練習をしました。当日、子ども達も保護者も笑顔で楽しそうに参加してくださる姿がありました。中には緊張や恥ずかしさからなかなか会場に入ってこないお子さんもいました。ですが、中から音楽やみんなの楽しそうな声が聞こえてくると次第に興味を持ち、一緒に参加をしてくれました。演じる者が楽しんで子どもたちに寄り添うことで、その楽しさが子どもや保護者にも伝わっていくことを肌で感じることができました。
また、学生がほほ笑み、「楽しいね」と言葉をかけることでにこっとする姿もありました。コロナ禍だからこそ、安全対策をしたうえで対面で人と人が触れ合う出前保育の深さを感じました。イベントの遊びを通して、親子の関わり、子ども同士、保護者と親子、そして学生と地域のみなさんとのコミュニケーションの場の繋がりを実感し、生きた学びの広がりを感じました。
この経験で得た学びを保育の現場でいかせるように、これからも学んでいきたいと思います。